大久保清事件は、
民間捜索隊が大久保清を追跡・身柄拘束したこと
シ体なき○人事件
群馬県警による巧みな百日捜査
大久保清の夢枕に女の幽霊が立ったエピソード(週刊誌報道もされた)
などで有名であり、多数メディア化されています。
戦後猟奇犯罪史を観ていたら、大久保清を拘束したのは被害者の兄を中心とした一般の方々による捜索隊だったことを初めて知りました
四の五の言う久保(←役名・大久保に相当)を棒で殴るおじさんが素敵です pic.twitter.com/l8qvyDFpL3— オッズくん (@odds_kun) April 26, 2026
大久保清役にビートたけしの怪演が光る『昭和四十六年大久保清の犯罪』
『昭和四十六年大久保清の犯罪』はシナリオや演技もいいけど、主人公の実家のセットと思えないほどのつくり込みや死体を埋める映像の美しさ、ストップモーションの見事さなどにも感嘆。このころのTBSはすごい。『ふぞろいの林檎たち』1作目の直前?の手塚理美も登場。#池端俊策 #ビートたけし pic.twitter.com/wWg4Gm9G2i
— 私の中の見えない炎・山田太一インタビューがスタジオジブリ広報誌「熱風」に連載中 (@namerukarada) December 20, 2019
オムニバス映画「戦後猟奇犯罪史」(1976年)
ドラマ「昭和四十六年 大久保清の犯罪」(1983年)
大久保清を演じた二人。川谷拓三さんとビートたけしさん。ともに鬼気迫る演技でした。
本日1月17日は大久保清連続殺人犯の生誕の日です。#誕生日 pic.twitter.com/GahmAB6A52— 濹東キネマ☆濹東名人会 (@bokutoukinema) January 17, 2020
大久保清をモデルにした小説「天井の青」(1993年)もドラマ化。
創価学会員で女性誘拐殺人事件を起こした
大久保清が佐藤浩市とそっくり。佐藤浩市は群馬にまつわるドラマに複数出演。
・クライマーズハイ(JAL123便)
・誘拐事件を基にしたロクヨン。
父の三國連太郎は群馬出身。https://t.co/GgvQkfS1eG佐藤浩市は木戸孝允の血筋https://t.co/hLdeRp2T4l pic.twitter.com/s8968aQB4y
— Change_h_ (@Change_h__) July 10, 2021
『昭和四十六年 大久保清の犯罪』のドラマ概要
ビートたけし関しては、昨夜みな感想はスルーだったよなぁ…。
峯田さんとかあんなに役作りに真剣だし星野源だって前髪上げてたし…一方でビートたけしの志ん生の役作りはなんなんだろう…。
戦場のメリークリスマスや大久保清とか演者としての情熱のピークはあの頃までだったんかなぁ。 pic.twitter.com/O2fJV1Z0Pk— ザンボットさん (@zanbottosan) January 7, 2019
ビートたけしが主演を務めた『昭和四十六年 大久保清の犯罪』(1983年・TBS系列)は、実際に群馬県で起きた連続女性〇人事件をベースにした単発サスペンスドラマです。残忍な凶悪犯・大久保清のパーソナリティに深く切り込み、日本のテレビドラマ史に残る名作として知られています。
物語は昭和46年(1971年)5月、刑務所を出所したばかりの大久保清(ビートたけし)が再び凶行に及ぶところから始まります。彼は群馬県内で「絵のモデルになってほしい」と美術教師や画家を騙り、若い女性を次々と車に乗せては暴〇・〇害を繰り返します。
やがて、画家を装って連れ去った瀬間宏子(手塚理美)の婦女〇行容疑で逮捕されますが、警察の執拗な取り調べに対し、自らの余罪を少しずつ告白。最終的に計8名もの女性の命を奪っていたというおぞましい全貌が明らかになります。
ドラマの焦点とテーマ
『昭和四十六年 大久保清の犯罪』
音楽が三宅榛名! ビートたけしの大久保清の兄を三上寛、『白昼の通り魔』で主演した佐藤慶が取調べの刑事というナイスキャスティング 大久保清という同姓同名の競輪選手がいて、この事件のせいで散々客からヤジられたらしい pic.twitter.com/sElPzlIaZ2— ねひつじ (@nehitsuji) May 20, 2018
本作は、単に事件の顛末を追うだけのドキュメンタリータッチな作品ではありません。奔放な女性関係を持つ父親(重幸)や、息子を異常なまでに溺愛する母親(ミツ)といった歪んだ家庭環境、そして服役中のエピソードを織り交ぜることで、凶悪犯が形成されるに至った背景と心の闇を浮き彫りにしています。
また作中では、彼が日常的に何十人もの女性に声をかけ、大半はそのまま解放していた事実も描かれます。「少し抵抗されたか」「会話のテンポがズレたか」といった些細な違いだけで、被害者になるかどうかの運命が分かれていく恐ろしさを描き、人間の業や狂気という普遍的なテーマを痛烈に突きつけてきます。
ビートたけしの演技と影響
#実話に基づくドラマ傑作選
「昭和四十六年 大久保清の犯罪」
1983年にTBS系列で放送されたドラマで、ビートたけし(北野武)が主演として大久保清役を演じた。
原作は筑波昭の『昭和四十六年、群馬の春… pic.twitter.com/4iGcgZ8WCv— すたみな★ (@kitanisuto30395) July 13, 2025
お笑い芸人としてのイメージが強かったビートたけしですが、本作ではその評価を完全に覆しました。瞬きや顔の引きつりといった微細な表情の変化、さらには「自転車の空気入れに唾をつける」といった特異な仕草を通じて、画面越しにも伝わる強烈な「犯罪者の匂い」を見事に体現しています。
視聴者に「この男が犯人だ」と理屈抜きで直感させるほどのリアルで不気味な演技は大きな話題を呼び、高視聴率を獲得。シリアスな役柄におけるビートたけしの代表作となりました。
【余談】昭和のグンマーはかなりエグかった

私はグンマー出身です。そしてこの事件は一人の被害者宅が近所だったので、いろいろな話を耳にする機会が多かった。
発覚から50年以上が経過していますが、未だにネットでは語れない裏話もちらほらある、闇が深い事件でもあります。
大久保清事件余談。練馬区・石神井公園ふるさと文化館で10年程前バイトしていた女性が、前橋育英高校の卒業生で、「『当時の在校生が大久保清に殺された』っていうのは、ずっと今まで代々語り伝えられています」なんて話していた。もはや伝説の男、伝説の事件か。😅
— 葛城明彦 (@12143415) July 27, 2023
大久保清事件当時に高校の教壇に立ち、被害に遭った女子高生を直接知る先生がいて、そこからも事件の話を聞いたりとか。
あるあるなところではガイシャ宅への中傷電話が鳴りやまかなったとか。当時は、群馬県の女性を蔑視したり小馬鹿にするとんでもない世間の風潮が、当たり前のように高まっていたとか。
〇体発掘現場にはガイシャの友人に保護者が同行したとか、遺族に関するリアルなエピソードとか。
あるあるな話であっても、聞くに堪えない内容が多くて、振り返ると「昭和」という時代そのものがエグすぎたと思う。
そういえば、この事件の影響で、生まれた子供に「清」と名付ける親がいなくなったらしい。出生届ゼロだったとか。
「カカア天下」で知られた上州の女性。 これまで「働き者」として評判がよかったが、すっかりイメージダウンした。「声をかければすぐついてくる」 よからぬ評判がパッと広まり、東京で働く娘さんや女子学生は「群馬県生まれ」を隠す者もある。
前橋市大手町で靴屋を経営するМさん(42歳)は、東京で下宿している大学4年生の一人娘から「友達に前橋生まれなんですって?といわれてすごくイヤになる」と電話がかかり「大久保一人のために80万人の上州女がバカにされた」と憤慨している。
via:毎日新聞(昭和46年)
「図々しく、人様の大切な娘を騙して強姦して殺した犯人が悪いに決まってるだろう。」と。
また、その時代はミニスカートが流行していたこともあり、決して被害女性が性的に奇抜な格好をしていたわけでもないのです。
やはり昔から被害者を責めたり面白半分に言う輩はいるのだなと腹立たしいです。
— あるかろいどあとろぴん (@hS5W5pNE1sHIN2a) November 5, 2019
お座敷で聞いた芸者さんの戯れ歌(因幡の白兎の替え歌)を、私(=小説家の佐木隆三氏)は「出獄した男」にそのまま引用している。
♪ 白いクーペに跨って 大久保清が来かかると そこへ群馬の生娘が パンティとられて丸裸 妙義の山で竿つかい 榛名の湖水で竿洗う よくぞ教えて下さった 大久保清は偉い人 ♪
しかし、お座敷で聞いたと書くわけにはいかないので「この自嘲気味の戯れ歌を、誰がどのように拡げたのかは知らない。ただ我々は、稀代の性〇罪者の隠蔽〇人に怒りを覚えながらも、彼をして連続〇人を可能ならしめた時代相について、考えないわけにはいかないのである」と、付け加えた。
via:週刊朝日が報じた昭和の大事件

1970年代はお見合い結婚の割合が高く、お見合い結婚と恋愛結婚の割合は6:4という時代。
誰もが恋愛に憧れを持っており、大久保清の柔らかな物腰と知的な会話、スポーツカーのカッコよさは、女性たちを夢見心地にしたのだろう。

しかし、芸術家の仮面をかぶったシリアルキラーの素顔は 無職で妻子と別居中のゼン科4犯。
当時の大久保清事件は全く無関係の第三者まで巻き込んだ大騒動。あれだけの事件なので風化はしない…あれは決して抹消することができない、グンマーの恥、面汚しだ。
そして私は、当時の見聞を思い起こすにつれ、自分がこの事件の直接関係者であるような錯覚を覚えてしまうのだ。
大久保清捕捉で私設捜索隊の大捕り物!スピードで勝てないなら知恵を絞れ

大久保清事件は群馬県藤岡市在住の21歳会社員女性が失踪したことから始まる。
ガイシャの兄が私設捜索隊を結成し、車両を74台・人員を158人投入して 早朝から夜まで県内4方面と長野、埼玉へ大久保清を捜索していました。
で、何度か大久保清に遭遇して追跡していたのだけど、何せ相手はスポーツカー、ロータリークーペのスピードに勝てずに何度かまかれては見失う…を繰り返し。
彼らは逆立ちしてもスピードでは勝てそうにないのでヤマをかけ、クーペを包囲する作戦を立てた。
彼らの読みは見事に的中し、1時間半ほどして大久保清がやってきて、大久保清の車は後から来た乗用車で後方がふさがれてしまったため動けなくなり、逃避行はそこで強制終了。
警察としては、民間人による容疑者の捕捉はメンツ丸つぶれ。これは「初動捜査の遅れ」を意味するため、非常に立場が悪い。
ブンヤさん(報道陣)は情け容赦なく「初動捜査のミス」「警察の捜査力に翳り」などとやんややんやと書き立てる。
取り調べ班は、捜査一課強行犯係の班長 黒沢警部 以下4名。大久保清を完落ちさせた県警の精鋭、落合貞夫巡査部長(当時38歳)の姿もそこにあった。
落合刑事は大久保清と向き合い、自供に導いた。元同僚たちが「まねできない」「絶大な功労」と評する仕事の根底に、温厚な人柄と粘り強い捜査姿勢があった。1人の女性の誘拐容疑で逮捕されたが、当時は被害者の行方も、連続殺人という全貌も見えていなかった。供述は移ろい、余談が多く、うそが交じった。取調官の一人として連日、対峙した。
鋭く追及した。元死刑囚が思い入れを持っていたという詩をそらんじてみせた。「硬軟両様」の態度でほだした。逮捕から約2週間後、元死刑囚は女性を遺棄した場所を口にした。後に裁判官をして動機を解明しきれなかったと省みさせたその内心に、肉薄した。
元同僚は語る。「とにかく優しい男。誠実でね。でも食らい付けば離さない。だから(大久保清の)心を開くことができた。(取調班の)彼らでなきゃ、落ちなかった」
引用元:上毛新聞
群馬県警は威信をかけて3000人以上の捜査員を投入し、世間を震撼させた大事件の全容を解明した。
落合刑事は2022年8月8日に91歳で永眠されている。合掌。
大久保清・連合赤軍・日航123便…昭和のグンマーの三大事件もエグい

まあ、振り返れば、昭和の群馬(榛名や妙義周辺)はヤバかった!
昭和のグンマーの三大事件⇒大久保清事件(昭和46年)連合赤軍事件(昭和47年)日航123便墜落事故(昭和60年)…これらは名前くらいは誰もが聞いたことがある、世間を騒然とさせた事件・事故。
「連合赤軍事件の現場は今」②。妊娠8か月の金子みちよが埋葬されていた沼田市白沢の現場。群馬県警が建てた「群馬赤軍」の標柱が、朽ちかけた状態で残っています。なお、夫だった吉野雅邦は、無期懲役囚として、今も千葉刑務所で服役しています。 pic.twitter.com/gBsdXOTWph
— 葛城明彦 (@12143415) August 2, 2023
特に昭和40年代は…県外に住む親戚から「群馬はヤバいところだ」って、よく言われてた。確かにそれには反論できなかったなあ、ありえへん事件が目白押しだもの。グンマーが怖いところだと言われても仕方ない。
大久保清事件と連合赤軍の山岳ベース事件(12人〇ンチ〇人)で発掘作業続きだった群馬県警は、当時「穴掘り県警」と揶揄されていた。
…と声を大にして言いたい。
被疑者の性格や趣味・嗜好を調べ上げ、知恵を絞り、寄り添いつつ弱点に付け込む心理戦に持ち込んで、落としどころを考えながら犯人を完落ちさせるエキスパート集団だった。その戦術が功を奏して、大久保清事件のような「〇体なき〇人事件」ですら 百日捜査で終結させている。


巷では「大久保清が564たのは8人だけじゃなくて、ほかにもいるんじゃないの?」とよく言われてるが、たぶんそれはないんじゃないのか…と個人的には感じている。第1の犯行のときの埋没法が稚拙なことを見ても、これが最初の564である可能性が高いからだ。
さらに大久保清の仮出所の1971年3月2日から逮捕の5月14日までの足取りと裏付けが取れていることから、3月31日以降にどこかで別の564をやっているスキマは見当たらないのだ。それで捜査官は「もうこれ以上は出ない」と確信して8月16日に捜査本部を解散している。
大久保清自身は「あと5人ウめている」と余罪をほのめかしていたが、期間限定の足取りと裏付けが取れている以上、余罪はない可能性が高いのでは。
と言う事で平均週に一度は訪れるグンマーリストの私としては…「高崎」では大久保(清)事件解決でお役御免になった群馬県警捜査第1課の祈願ダルマが焼かれていた。(昭和四十七年)#グンマーなう#大久保清 pic.twitter.com/kNWv4SUCap
— 越谷公方@軍曹亭(武士ライフ) (@koshigayakubou) December 25, 2022
いずれにしても、お役目とはいえ、群馬県警はがんばった!大久保清事件の捜査員の自宅には報道陣の車が庭先まで乗り込んできて、一晩中エンジンをかけっぱなしにしていたそうで(眠れない!)近所迷惑もいいとこだ。
進捗が芳しくないことに記者たちもイラついていて、警察関係者の家族への暴言や嫌がらせもたくさんあったらしい。大久保清一人に振り回されて〇体探しに奔走し、畑や山林を5,000か所以上の穴掘り三昧…想像しただけで、気勢をそがれそうだ。
1985年(昭和60年)に起こった日航123便にしても、御巣鷹山の墜落現場がギリギリ群馬県内だったので、大久保清に携わった捜査員たちもずいぶん投入されたらしい。警察官という職業の真の重責は関係者にしかわからないのかもしれないが、想像を絶する激務を考えると、本当に頭が下がります。感謝。









