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ガンプラ初心者の塗装!エアブラシの塗装のコツと使った後の洗浄

エアブラシの塗装方法

エアブラシ塗装は、コンプレッサーの動力によりつくられた圧縮空気を、専用のハンドピースで塗料を混合させ圧縮空気と一緒に霧状に噴射し、吹き付け塗装をします。
(圧縮空気の詰まったエアー缶などもあります)

パーツ一面に塗装をするだけでなく、表面に陰影をつけるグラデーション塗装や、ボカシや汚しをかけるウェザリング塗装などもでき、繊細な塗装表現ができます。

塗料の調合の割合

エアブラシの塗装は、細い線状の塗装から、グラデーション塗装まで繊細な塗装ができますが、塗料の調合が適切でないと、詰まって塗料が噴射されなかったり、斑に噴射されたりと、うまく塗装ができなかったりします。

塗料の種類によっても、薄める分量が変わってきます。

元々の塗料の濃度にもより若干変わってきます。

古かったり、塗料の蓋を開けている時間が長いと中の成分がとび、通常より濃度が濃くなっている場合があります。

■ラッカー系の塗料

塗料1:2~3薄め液

■アクリル系

塗料1:0.5~1薄め液

■エナメル系

塗料1:1~1.5薄め液

■サーフェーサー

塗料1:2~3薄め液

あくまでも目安なので、一度プラ板などで試し塗りをしてから、塗装してください。

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エアブラシ塗装の吹き付け

塗装を開始する前に、塗料の噴射状態や霧の状態、そして、塗装の範囲を確認するために、プラ板などに試し塗りをします。

パーツに直接吹き付ける前に、ハンドピースからエアーのみを噴射させ、パーツのホコリを吹き払います。

そのあと、パーツから15cm位離し、水平に移動させながら塗装していきます。

パーツとの距離と、移動のスピードで塗装の厚みなどが決まるので、距離や速さを変えてしまうと色ムラができたり、最悪垂れる場合があり、仕上がり時のパーツごとに差が出てしまうことがあります。

塗装のコツは、一度に塗り切ろうとせず、数回吹き付けて、様子を見ながら塗料を重ねていく感じで吹き付けます。

一度に着色しようとすると、塗料の乾きが遅く、垂れが生じ、塗料が下へ溜まってその部分だけ厚くなったり気泡が入ったりしてしまいます。

パーツに対し均等に吹き付けることを心がけましょう。

エアブラシの洗浄

塗装が終わり、色を変えたり、作業終了の際は、その都度エアブラシを洗浄しなくてはなりません。

面倒くさいですが、この作業を怠ると次の塗料に前の塗料が混ざって噴射され、きれいな色が出ず、塗りなおしになってしまう場合があります。

一度下地に付いた色は、塗り重ねでは処理しきれない場合があり、サーフェーサーで下地処理をしている場合は厄介な作業になってしまいます。

そのため、エアブラシの洗浄は重要になってきます。

塗料の変更の場合は、カップ内の塗料を全部出し、中を良く拭き取り、薄め液か洗浄液で数回うがいさせ、塗料の色が出なくなれば大丈夫です。

頻繁に使う場合は、この方法で大丈夫ですが、長期に使わなかったり、出が悪かったりした場合には分解をして洗浄しましょう。